ビギナーズ大会等についての深い反省 ②巻 [バレー]


参考:①巻
http://sports-park.jp/topic/detail/topic_id/7736/


①巻のおかげでしょうか、

ビギナーズ大会について複数のチームよりいろいろな相談がございました。


ここ最近はビギナーズ大会のことが頭から離れず、憂鬱でしたが、

今話題の「数学の超難問"ABC予想"を証明」のニュースをみて

人間はこんなカオスなことも解けるんだ。

考えてもキリがない、とはやはり言えないね、と勇気づけられた土曜の午前。


さてさて、

ビギナーズ大会についての考察。

よく頂戴するご意見としてつらいのが

「ビギナーじゃない人達が出ている」「遊ばれている」「出ていいのか」などなど。


なぜこんなことが起きるのか。


まず、参加チームのエントリーパターン(動機)に目を向けてみると、概ね下記4分類でしょうか。

①ビギナーズエントリー
ビギナーズ大会のレベルがマッチしており、ガチで上位の成績を狙うパターン。

②インキュベートエントリー
オープン部門にチャレンジするも、大会慣れしていないこともあり、まだ通用せず、下位になる。
育成の意味でビギナーズ部門での優勝を狙うパターン。

③エンジョイエントリー
オープン部門をメインにしているが、
オープンに参加していないメンバーや普段とは違うポジションを採用し、
オープンとは違ったチームとして、ややエンジョイ志向で上位の成績を狙うパターン。

④初エントリー
初参加なのでレベル感がわからず、とりあえずビギナーズで、というパターン。


①~④すべて至極当然の動機。


では何が問題か。


問題1:①〜④を全て同じカテゴリーで受け入れていること。
②は上位カテゴリに参戦できるレベルではあるので、必然的にレベルは高い。
③④は結果的にハイレベルになる可能性がある。
そのため、エントリーチームによってオープン部門に近いレベルになる場合がある。

問題2:それを一括りに"ビギナーズ大会"と称していること。
本来の意味では①のみに使用すべきであるところ、実際には②〜④が多く参加する。




問題1に対する対応:
②④→オープンBクラス、③→エンジョイ大会、と分けるのがフットサル大会では一般的。
しかし、参加チーム規模を考慮すると分けると開催ができず、現段階では困難か・・。


問題2に対する対応:
ビギナーズ大会というワード自体の普及が必要と考えているが、再検討してみる。


すぐにサクッと解決する策は今の所ないか・・

諦めずにじわじわといきます。

まずはビギナーズ大会に対する一定の理解を求めていくことかな。

いろんなパターンの人が共存するんですよと。

お、スポパそのものじゃないですか。

やはりビギナーズ大会は大切にしていきたい。

必要なのはレベル分けではなく、共存を楽しめるような仕組みですな。

編集者: 大会運営事務局(スタッフ募集中)  日付:17年12月17日